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ネットワーク配線について③ 情報分電盤

テレビは自宅アンテナ(4K8K対応)、LANはカテゴリー6の1000Base-Tと決まったので、次は各部屋への配線について。

 

情報分電盤

せっかく一から家を作るのだから、配線関係は出来るだけスッキリさせておきたいですよね。家の中を張り巡らせる線としては、アンテナケーブル、電話、LANあたりになりますか。

 

我が家はCATVは契約しないので、電話とインターネットはNTTの光回線を、テレビは自前のアンテナを立て、屋内に引き込む形になります。

 

以前営業さんと屋内の配線について話したとき、先々のことを考えればまずは屋根裏に全ての引き込みを行い、そこから各部屋へ配線したほうが良いと言われました。これは、屋根裏から各部屋への配線を作っておけば、CATV、光回線、アンテナとどういうパターンになったとしても対応できるから、という理由です。

 

屋内への引き込みは全て屋根裏経由にして、各部屋では情報コンセントから結線すれば、家の中の配線としてはスッキリさせられます。あとはONUルーターといった、各部屋への分岐の起点となる機器をどこに格納するかという問題が残りますが、この分岐を集約する際に登場するのが情報分電盤です。情報分電盤とは、アンテナのブースターや分配器、光回線と繋ぐONUルーター等をまとめて格納し、各部屋への分配の起点になる箱の事です。

 

色々と情報見てると、情報分電盤のパターンは3つ位に分けられそうです。

 

①All In Oneボックス型

テレビ、電話、LANの分岐を全て集約し、1つの箱に入れるパターンです。

Panasonicからマルチメディア・ポートALLという商品が出ていて、なかなかスッキリした見た目で良さげな感じですね。

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 [マルチメディア]ポートALL ギガ | 商品ラインアップ | インターネット配線設備 | Panasonic

 

ポートALLはブースターや分配器、スイッチングハブといった分配に必要な機器もあらかじめ組み付けられているので、後は光回線ONUルーターを格納するだけとなり、コンパクトにまとめられます。スイッチングハブが1Gbpsに対応したポートALLギガという商品もあるようです。

 

このタイプのメリットは、全部1つのボックスに格納してスッキリ収納できるとのと、ハブや分配器等がセットになっているので、これだけで完結できる点でしょう。逆にデメリットとしては、ハブや分配器を交換したくなった時、ちょっと面倒そうです。

 

②壁埋め込み剥き出し型

 Panasonicからは、まとめてネットという商品も出ていて、こっちはボックス型にはなっておらず、剥き出しになった差し込み口に接続していく形になります。

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 まとめてねット | 商品ラインアップ | インターネット配線設備 | Panasonic

 

 まとめてネットはネットワーク回線のみになって、テレビのアンテナ線は別途分配が必要です。テレビ用にはマルチメディア・ポートSという商品があり、これと組み合わせても良いかもしれません。

 

こちらの商品は、要は電源コンセントとスイッチングハブが一緒になってるだけなんですが、メリットとしてはハブから各部屋への配線は壁内に隠せるということでしょう。ONUやルータは棚に置くような形で、納戸や収納棚の一部を設置場所にする場合や、電話横にONUルーターも並べておきたいようなケースで、配線だけは隠したいという場合に使えると思います。

 

③シンプルボックス

①と同じような形になりますが、こちらはただの箱で、必要な機材を適宜格納して使用します。このタイプだと日東電工、河村電器、Abaniact辺りの名前がよく出てきます。

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 ①との違いは、①はハブや分配器等をまとめて購入する形になるが、③は個別に購入可能、というところで、あとはボックスの形状・大きさの違いだけですかね。

 

選び方

どのスタイルが良いか、その選び方には、2つのポイントがあると思います。

 

1つは、設置場所の制約

家の間取りによっては、クローゼットに配置しないといけないとか、場所に制約が出てくるケースもあると思います。

 

クローゼット等の壁面にコンパクトに格納したいということであれば、①や③のボックス型が良いでしょうし、収納棚の最上段に隠すような形で設置する場合は、ONUルーターは棚に置けばいいので②が適していそうです。

 

もう1つは、将来の機器交換を見据えた拡張性、メンテナンス性をどの程度重視したいかという点。さらに言えば、それを"自分で"やりたいかどうか。

 

ONUルーター類は棚に置き、配線を隠す目的で②を導入した場合、②のまとめてネットはスイッチングハブがセットになってしまってるので、将来的にハブを交換したくなった時、丸ごと交換しないといけません。

将来的なハブやLANケーブル交換を視野に入れるのであれば、CD管をまとめる目的で③のボックス型にしておいたほうが良いと思ってます。ただし、交換自体は全部業者にお任せして、自分では交換しないという場合、そこまでメンテナンス性を考慮しなくても良いでしょう。

 

我が家の要件

色々なタイプを見ているうちに、我が家の配線の要件も少しはっきりしてきました。

  • 設置場所は書斎
  • ONUルーターは棚置きで良いが、CD管は目立たないようにしたい
  • 将来的なスイッチングハブやLANケーブル交換は出来るだけ自分でやりたい

言い換えると、「スター型配線の起点部分のCD管を出来るだけ目立たないようにしつつ、容易にアクセスできるような格納場所を確保したい」ということになりましょうか。基本的に①か③のどちらかと思ってますが、我が家の場合は設置場所は書斎の棚を想定してるので、何なら全部剥き出しでもいいかもしれません。

ただ、ちょっと熱の問題は気になりますね。1つ1つは大したことないと思いますが、ONUルータースイッチングハブ、さらにテレビアンテナのブースターまで集約すると、結構な熱になりそうです。書斎のような居住スペースではないほうが良いかもしれません。

 

この要件をベースに電気屋さんに相談したいと思います。良い事例を紹介して貰えるといいのですが(^_^;)